音楽を中心に。パクること、それが世界への恩返し。


by stereo-switch

それは何という学問?

最近、構成にハマっています。

クラシックで、楽式と呼ばれるものです。しかし、楽式論では、すでにできあがったものとして、構造が語られがちで、あまり面白くありません。分類的記述に満足してしまっています。

(クラシックの理論は、理論というより、最大多数的な共通点を集約したもので、当然、個別的な現象は、範疇の外に置かれてしまう。考えようによっては、規則からの逸脱という、一番おいしい部分が、捨てられてしまっている。
理論に頼りすぎるのは、キケン。愛用し過ぎてぶっ壊れるぐらいまで使わないと、まったく意味がない。)

なぜ構成があるのか、という青臭い議論は、皆様あまりしたがらないようです。明確な答えが期待できないからでしょう。

シェーンベルクは、人間の理解力には限界がある、わかりやすくするためには、作品を部分に分割する必要がある。それぞれの部分には、当然、何らかの統一性がなければならない、と言っています。また、彼は、音楽のほんとうの目的は、美ではなく、わかりやすさである、と言っています。

また、島岡譲という人は、音楽は’ゆれ’の重層的な建築である、とし、なかでも、和声的な’ゆれ’(安定→不安定→安定)が、音楽の主導的要因だとしています。そして、不安定のフェーズが、曲の中で大きな比重を占め、独立した区間として、わがもの顔にふるまうようになる、そんなふうに形式の発生を説明しています。俯瞰的ではありますが、スッキリしてます。

クラシックでもポピュラーでも、詞との絡みで論じられることがあります。
西洋の詞は、定型詩の深い伝統に根ざしており、かなりの程度、形式が絞れます。
「内容」との絡みから論じる、勇気のある人もいます。これは作詞家の立場ですが、verse/chorus形式の場合(Aメロ→サビで、Bメロがない)、chorus部では、誰にでもあてはまる、普遍的な内容を唄うのが妥当、などなど。

日本のポップスでいえば、ロック系の人がたまにverse/chorus形式を使うものの、ほとんどがA→B→サビの三部形式です。どうも、日本人はBメロが大好きなようです。Bメロで、ちょっと振り返ったり、別の角度から見たり、悩んだりしてから、サビで、やっぱ自分の考えていることは正しい、と確認する。
これは、そのほうが共感されやすいからですかね?クラシックのソナタはまさしく弁証法的ですが、こちらの方は連続ドラマ的とでもいいましょうか。文字通りの起承転結です。
最初はまず、人物の登場、情況の説明。(ちなみに、視聴者はみんな、「この二人がくっつくんだろうな」と、見る前から知っている。)
そして、ちょっとうまくいって、なんかいい感じになる。
ところが障害発生。大いにもめる。
最後は、がっしり大団円。もめた後だけに、充足感も深い。汗をかいた後のスポーツドリンクなみに。
感情の流れを誘導する手法ですね。参加している気分になる。
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# by stereo-switch | 2004-07-27 23:22 | 作曲
藤原義章氏著『リズムはゆらぐ』のなかに、こんな一文があった。
第1拍はフレーズのおわり
よくよく考えると、実にもっともなことだ。安定→不安定→安定のプロセスを、重層的に、異なる周期で行うのが音楽。第1拍は安定。2、3、4拍でもり上げた緊張を、そこで解消する。

そこでだ、カウントを取るときに、
「1、2、3、4、」ではなく、
「5、2、3、4、」
と取ることを提唱したい。
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# by stereo-switch | 2004-06-15 00:47
  • パルスをもつ

パルスをもつことで、フレーズの形が見えてくる、聞き方が能動的になる、などの利点がある。
パルスを感じるには、体の一部をどこか、使うようにしよう。
おすすめは、腹筋です。体の軸なので、楽器演奏のとき、ただちに応用が効く。足でとったりすると、ドラムやピアノの演奏時に差しさわりがある。
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# by stereo-switch | 2004-06-13 20:15

パクリ;フレージング

いま書いている曲、Steely Danの"west of holllywood"をパクっている。
メロディーはフレージングが大事だ。ミスチルはそれでご飯を食っている。
規則的な構造を大事にすれば、小学校の唱歌みたいなのが得られるし、不規則さを演出すれば、噴出する想い、みたいなものが得られる。

パクる方法は、元の曲の符割を活かしたまま、キーや和声付けを代えて、パラフレーズしていくこと。たいてい、勢いだけは保てる。
それが難しければ、個々のフレーズが始まる(拍節内の)位置だけでも、流用する。
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# by stereo-switch | 2004-06-09 23:57 | 作曲

始まる。

朝日が昇って、今日いちにちが始まる。ブログ日和。
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# by stereo-switch | 2004-06-04 05:38